政権移行期の圧力団体

特集論文

村松岐夫
「圧力団体の政治行動―政党か行政か」
辻中豊/石生義人
「利益団体ネットワーク構造と政権変動―二層構造の発見」
真渕勝
「静かな予算編成―自民党単独政権末期の政治過程」
秋月謙吾
「分水嶺にある日本の圧力団体―政権交代前後に見る団体の態度変化」
伊藤光利
「大企業労使連合再訪―その持続と変容」

論文

鈴木玲
「戦後日本の鉄鋼産業における協調的企業別労働組合の成立―組合内政治を通じての分析」
宮澤秀爾
「市場経済・民主主義への体制転換の一般理論―財政権アプローチに基づく政治クリーヴィジ形成のマクロ・モデル」

座談会

加藤淳子/川人貞史/久米郁夫
「日本政治学の課題と展望」

書評

小野一
「社会民主主義の危機をめぐって」
『危機のなかの社会民主主義/経済的グローバル化と社会的アトム化の狭間で』(Erwin Lanc: Sozialdemokratie in der Krize: Zwischen oekonimischer Globalisierung und gesellshaftlicher Atomisierung, Promedia, Wien, 1996, 240 S)
『社会民主主義モデル/変化のなかの組織構造と政策内容』(Brohert/Golsch/Jun/Loesche(Hrsg): Das sozialdemokratische Modell: Organisationsstrukturen und Politikinhalte im Wandel, Leske und Budrich, Opladen, 1996, 332 S)
『社会民主主義の終焉?/権力資源と政策の西欧諸国における比較研究』(Wolfgang Merkel: Ende der Sozialdemokratie? Machtressourcen und Regierungspolitil im westeuropaeischen Vergleich, Campus Verlag, Frankfurt/New York, 1993, 427 S)
待鳥聡史
「異なる分析手法との対話の試みと限界」
Kenneth Finegold and Theda Skocpol, State and Party in America's New Deal, University of Wisconsin Press, 1995.

現在地

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