地球環境政治と市民社会

特集論文

川島康子

「気候変動問題のゆくえ―国際交渉と市民の役割」

ゲジーネ・フォリヤンティ＝ヨスト（坪郷實訳）

「環境政策の成功の条件―環境保護における日本の先駆者的役割の興隆と終焉」

アンニャ・クルキ／ミランダ・シェラーズ／辻中豊／久保文明（仙保隆行訳）

「米国における気候変動政策―米国および日韓の地球環境政策ネットワーク調査からの考察」

ロバート・ペッカネン（中里しのぶ訳）

「法、国家、市民社会」

講演

デーヴィッド・ヘルド（辻中若子訳）

「グローバリゼーションは規制できるか―政治を再び発明する」

河世憲

「国会審議過程の変容とその原因」

書評

井戸正伸

「「シヴィック・コミュニティ論」再考」

Robert Putnam et al, Making Democracy Work, Princeton. U. P. 1993.

井堀利宏

「政治改革と連立政権」

佐々木毅編『政治改革一八〇〇日の真実』講談社、1999．
大嶽秀夫『日本政治の対立軸』中央公論新社、1999．
草野厚『連立政権―日本の政治 1993』文芸春秋社、1999．

小野耕二

「企業主義と対峙する日本型社会民主主義の苦悩」

新川敏光『戦後日本政治と社会民主主義―社会党・総評ブロックの興亡』法律文化社、1999．

河崎健

「統一十周年を迎えるドイツ」

高橋進『歴史としてのドイツ統一』岩波書店、1999．

スティーブン・R・リード

「政治資金をめぐる画期的調査」

佐々木毅他編『代議士とカネ―政治資金全国調査報告』朝日選書、1999．